日替わり徒然写真コーナー No.150 平成20年4月30日号

思い出の阪急旧型電車達 その68:競馬急行の902番

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902番 1960年8月 西宮北口にて 古鉄春秋氏写真
1960年代ごろまでは西宮北口駅構内には、神戸からは宝塚方面へ、宝塚からは神戸方面へ直通運転が出来るように渡り線が敷設されておりました。この渡り線を利用するのは京都〜宝塚間の直通特急と大阪〜仁川間の競馬急行、そして神戸〜宝塚間の「宝塚歌劇」観劇直通電車でした。どれもがシーズンの土日祝日運転でした。この渡り線を通る電車は主に神戸線ホームで客扱いをしていましたが、神戸発の観劇電車だけは今津線の8号線ホームの乗り降りでした。京都大阪方面の電車は西宮北口駅構内でスイッチバックするのが常で、今津線内では逆向きになって運行されていました。
写真は阪神競馬開催日に運転された大阪発の仁川行き競馬急行ですが、神戸線内は十三・塚口・西宮北口に停車、今津線内は各駅に停車し、仁川駅では競馬用特設ホームで客扱いをしました。殆どが900+920形混成の四両連結運転で、810形以降の車両が使われることは先ず無かったと覚えています。恐らく今津線のホームの有効長の関係でそうなったのではないでしょうか。この急行を懐かしいと思われる方は多いでしょうね。
この渡り線は神戸線の4号線降車専用ホームの延長で廃止されてしまい、その後の今津線ー神戸線直通車は今津線の入庫線を使用するようになり、また神戸〜宝塚間の観劇電車は二度と運転されることはありませんでした。
ちなみに、阪神競馬場で重賞レースが開催される日には今日でも競馬急行が運転されているようです。しかし写真当時とはずいぶんと違ってしまいまして、西宮北口駅の号番線(今津線用の入庫線)を通るため、急カーブとホームの有効長の関係で客扱いが出来ず、今津線内も急行扱いにしたため、途中停車駅が十三と塚口のみになってしまっています。いつ頃からこうなったかははっきりとは覚えていませんが、8号線を通る連絡線が無くなった1970年代の初め頃からだったのではないでしょうか。この頃には西宮北口駅を通過する、朝ラッシュアワーに運転される宝塚発今津線経由梅田行き準急の運転も始まっていました。この準急の運転のために今津線の各駅の上りホームが大型六両編成が停車出来るよう延長され、宝塚駅でも駅直近の踏切が廃止されて今津線ホームが延長されました。
 
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Last-modified: 2011-12-01 (木) 04:14:51 (2547d)