日替わり徒然写真コーナー No.248 平成20年8月14日号

思い出の阪急旧型電車達 166:715番

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京都ー宝塚間の不定期特急で今津線西宮北口付近を走行中の715+765番
1959年11月1日 古鉄春秋氏写真
京都線の710系と神戸線の810系電車は阪急最後の釣り掛け式新製車であり、戦後の阪急スタイルの基楚を確立した画期的な車両でした。710系は1950年9月に、810系は同年の10月に入線しました。お披露目が早かった710系から取り上げることにしました。
cm710+tc760のユニット編成で711+761〜715+765番の5編成がナニワ工機で竣工して一次車として入線したのを知った時は、未だ小学生だったにも関ず母親に小遣いをせびって十三まで見に行ったものでした。当時京都線の特急は復活しておらず、急行の看板を下げて現れるのを今か今かと待ち侘びましたが暗くなって来るしで結局会えず仕舞いで、しょ気ながら已む已む帰宅したのを覚えています。ところがその日曜日親父に同行して西宮北口の市場に買い物に行った時に大阪行きの3号線ホームに停車しているのに出くわしました。それも京都、宝塚の〇看板を一つずつ左右にぶら下げている姿をでした。親父を待たせて嬉しさに小躍りしながらつぶさに観察したものでした。
最初の驚きは扉間が向かい合わせのクロスシート席だったことです。それも背刷りやシートが厚く、淡く紫がかったレース編み柄のビニールの枕カバーが付いた深い松葉色の座席で、見慣れた省線電車のよりもはるかに豪華に見えました。4人掛けボックス席が片側5組左右両側で10組あり、扉間の窓数も800形より二個増えて十個ありました。とても大きな電車に見えたのでした。
京都(大宮)−宝塚間の特急は「宝塚歌劇観劇特急」として、シーズン中の休日運転の不定期特急として1950年4月1日から運転が始められました。当初は801+851番か802+852番が複電圧車であるところから充当されましたが、9月に710形が登場しますともっぱら710形クロスシート車のみが使用されるようになり、神戸(三ノ宮)−京都(大宮)間の特急が800形から810形クロスシート複電圧車に代ったのと一線を画していました。運転ルートは京都・神戸・今津線を経由するもので、京都線内は西院・桂・高槻市・茨木市・淡路・十三に停車、神戸線では十三・西宮北口に、今津線では西宮北口にのみ停車しました。十三と西宮北口駅でスイッチバックで線路を渡り、今津線では線内電車とは逆向きの編成となりました。所要時間は78分程度だったと覚えております。
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Last-modified: 2011-12-01 (木) 04:14:38 (2575d)